ニューシネマパラダイスやゴッドファーザー2とかの、街に黄色い砂埃が立っているような、あれぐらいの時代の装いが好きで、昔インドのラジャスタン地方に行った時それにとても近いものを感じた。
歴史的背景を見ればなるほどと思う部分もあるが、でも何かちょっと違う。
60年代終わりにビートルズ後期の影響をもろに受けたブラジルのバンドのような、チェンマイで地元の人がやっている日本食のお店のような、そういう愛くるしさがあった。
くるりにもそれを感じる。
知らないけど知っているようなもの。
新鮮でなつかしいもの。
日本人が日本で靴をつくる事もそういう事だと思っている。
だから何ってわけでもない。